「平安S・G3」(27日・京都)
連覇へ向けて順調ぶりをアピール。昨年の覇者メイショウトウコンが栗東坂路で追い切られた。いつものようにタイムは平凡だったが、しっかりとした脚さばきを披露。自慢の末脚を繰り出す準備は整っている。
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時計より重要なのは中身だ。メイショウトウコンは栗東坂路を確かな脚取りで駆け上がった。雨で水気をたっぷりと含んだウッドチップに苦しみながらも、あきらめずに走った。ラスト1Fでムチを受け、懸命に踏ん張る。4F56秒4-42秒0-14秒4。平凡な時計に終わったが、調教ではいつものこと。最後までしっかりと追うことができた。
ケイコをつけた松下助手も、まったく問題にしていなかった。「多少は仕掛けたけど、もともと(攻めは)動かないし、馬場も悪かったので、時計がかかったのは気にしない。最後がバタバタにならなかったのはいいこと」。明るい表情が順調ぶりを物語っていた。
9番人気で制した昨年のこのレースの最終追い切りでも、栗東CWでラスト1F15秒3とバテたが、レースでは強烈な末脚を発揮した。実戦で力を発揮するタイプ。当時と比べて、体もボリュームアップし、心身ともに強化がうかがえる。苦手としていた長距離輸送でも結果が出てきた。2走前のJCダートは4着、前走の東京大賞典でも3着。「体がしっかりしてきた。太め感もなく、いい状態をキープしている」。ここを目標に態勢は整っている。
何より今回は条件が好転する。輸送の距離が短い京都では、〈2010〉と実績を残している。コンビを組む武幸も気合十分だ。「京都はいいと思う。去年は騎乗停止で乗れなかったけど、今回の方が順調に来ていると思う。ケイコで時計は出ないけど、レースでは走るから。G1で4、3着と来ているし、58キロの斤量がどうかだけど、当然チャンスだと思う」。主戦は自信と意欲をみなぎらせた。
連覇へ向けて、視界は良好。末脚の破壊力は一級品だ。調教で内に秘めた闘魂を、レースで完全燃焼させる。
デイリースポーツ
闘魂燃やすってタイヘンですよね。