2008年01月30日

損失止まらず

メガバンクでも低所得者向け(サブプライム)住宅ローン関連の損失が拡大している。みずほフィナンシャルグループ(FG)は2008年3月期連結決算で、関連損失が昨年9月末に見込んだ約1700億円から2000億円超に膨らむ見通しとなった。三井住友FGや三菱UFJFGでも関連損失は膨らんでおり、サブプライム問題の余波はしばらく収まりそうもない。

 金融市場ではサブプライム問題の影響で証券化商品など金融商品の価格下落が続いており、そうした商品を保有する金融機関の損失も拡大している。みずほでも、傘下のみずほ証券を中心に損失が拡大する。

 みずほは、31日に発表する08年4−12月期決算で公表する予定。同年3月期の業績予想の下方修正は避けられず、連結税引き後利益は6500億円を下回る公算が大きいという。

 みずほ証券では当初、この1月に新光証券との合併を予定していたが、サブプライム関連損失の発生により延期。1500億円の第三者割当増資を実施して自己資本を充実させ、5月の合併を目指すが、さらなる資本増強を迫られる可能性もある。

 三井住友も29日に発表した07年4−12月期連結決算で、サブプライム関連の損失が990億円に拡大した。08年3月期通期で870億円の関連損失を見込んでいたが、120億円も膨らんだことになる。

 この結果、07年4−12月期の最終利益は前年同期比19.3%減の3194億8500万円まで落ち込んだ。

 損失990億円の内訳は、証券化商品が750億円(取得原価850億円)、関連融資が200億円(同250億円)。ほかに証券化商品などの売却損が40億円。今回の処理で、今後損失が生じる可能性があるサブプライム投融資残高は150億円まで圧縮された。

 三井住友はこれらとは別に、米国のモノライン(金融保証会社)関連の損失に対応するため、モノラインから受けることができる証券化商品などの保証200億円のうち100億円分について引き当てを実施した。

 モノラインは、金融機関などが保有する金融商品の元利払いを保証している保険会社。サブプライム問題の余波で経営が悪化し、格付けを引き下げられるところも出はじめている。それに伴ってモノラインが保証している金融商品の価値も下がり、損失処理を行う金融機関が相次いでいる。

 三菱UFJも、08年3月期に計上する損失が500億−600億円に達する見通し。昨年9月末の時点では関連損失を最大270億円と見込んでいたが、金融市場の悪化を受けて損失が倍に膨らむ見込みとなった。

 欧米の金融機関と比べるとメガバンクの損失額は少ない。しかし、新たに浮上したモノライン問題なども加わり、金融機関を取り巻く環境は厳しさを増している。

 

 

ZAKZAK 2008/01/30

とんだ迷惑ですねぇ

posted by at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 転職
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